新城市より委託を受けて、以下の通り「新城市生活困窮者等就労準備支援事業」を行なわさせていただくことになりました。
[事業の目的]
就労意欲の低下や就労に必要な実践的な知識・技能等の不足、基本的な生活習慣に課題を有するなど複合的な理由により、就労に向けた準備が整っていない生活困窮者等に対して、その段階に応じて一般就労に向けた準備としての基礎能力の形成からの支援又は、就労意欲の喚起や日常生活習慣の改善を計画的かつ一貫して実施し、生活困窮者等の自立促進を図ります。
[事業の内容]
①日常生活自立支援
昼夜逆転など、社会生活を営む基本的な生活習慣が不十分である方に対し、訪問や来所による相談を行う中で、定時に起床・出勤する習慣付けを行ない、自らの健康管理や生活管理を行う意識の醸成を行ないます。
②社会生活自立支援
生活習慣は確立しているものの、社会参加のために支援が必要な方に対し、レインボーはうす始め、ボランティア活動や地域の事業所での職場見学、援助付き就労体験など、就労の前段階として必要な社会参加能力を身につけるための指導・訓練を行います。
③就労自立支援
一般就労に向けた実践的支援が必要な方に対し、継続的な就労体験の場を提供するとともに、模擬面接の実施や就職活動に向けた技法・知識の習得など、一般就労に向けた具体的な準備支援を行なう。また、対象者の必要に応じた求職活動支援や、就職後の職場定着支援等を行います。
④社会資源の把握・連携先の開拓
本事業の支援に役立つ社会資源を把握し、就労体験やボランティアを受け入れる事業所やNPO法人等の連絡先を開拓するなど、継続的に支援メニューの多様化を図ります。
[支援期間]
1年を超えない期間で、本事業の利用終了後も一般就労につながらなかったケース等で、自立相談支援事業又は、福祉事務所のアセスメントにおいて改めて本事業を利用することが適当と判断された時は再度の利用が可能となります。